【今日のチャート】TEDスプレッド拡大、株式投資に警戒必要か

今月の株式相場上昇につながった 楽観的な見方は信用市場ではまだ浸透していないため、株式投資には 慎重になる必要がある-。米ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、 ジーナ・マーティン・アダムズ氏はこうした見方をしている。

今日のチャートでは、ドル建て3カ月物ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)と同年限の米財務省証券利回りとの格差である「TE Dスプレッド」の推移を赤い線で表している。目盛りは下に行くほど 大きくなる。米S&P500種株価指数は白い線で示した。

10月初めの2週間、TEDスプレッドは4ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)拡大。S&P500種指数は8.2%上げ、2週間と しては2009年7月以来の大きな上昇率を記録した。TEDスプレッド は信用リスク懸念の増大時に拡大、懸念後退時には縮小する傾向があ る。

ニューヨーク在勤のアダムズ氏はリポートで、「信用市場は株式相 場の前向きな地合いを確認していない」と指摘、「一般的に留意に値す る警告サイン」を出していると付け加えた。