NY原油(17日):反落、ドイツの見解で欧州危機解決への期待が後退

ニューヨーク原油先物相場は 反落。先週末は約3週間ぶりの高値で終了していた。欧州連合(EU) の首脳が域内債務危機を一気に収束させる策を示すことはないとの見 解がドイツから示され、市場の期待がくじかれた。

メルケル独首相は、23日のEU首脳会議で発表される解決策で 欧州の問題が一気に収束するとの期待は「夢物語」だとの見解を示し た。NY連銀製造業景況指数が予想以上の縮小を示したことも原油売 りの材料になった。

ブルー・オーシャン・ブローカレッジのエネルギーデリバティブ と調査部門のディレクター、カール・ラリー氏は「欧州の解決にはし ばらく時間がかかり、迅速な解決策は存在しないという見方を人々は 受け入れ始めた」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 営業日比42セント(0.48%)安の1バレル=86.38ドルで終了。 先週末は86.80ドルと、終値では先月20日以来の高値を付けてい た。