欧州株:反落、ギリシャの銀行株やG4Sが安い-BPには買い

17日の欧州株式相場は反落。 欧州連合(EU)は23日の首脳会議でユーロ圏債務危機を一気に 収束させる策を示すことはできないとのドイツ政府報道官の発言 が手掛かり。ストックス欧州600指数は先週まで週ベースで3週 連続高となっていた。

ギリシャ・ナショナル銀行(NBG)を中心にギリシャの銀行株 が下落。オフィス向けサービスを手掛けるデンマークのISS買収で 合意した警備サービスの英G4Sも安い。一方、英石油大手のBPは 上昇。同社はアナダルコ・ペトロリアムが昨年メキシコ湾で起きた原 油流出事故をめぐり40億ドルの支払いで和解することに合意したと 発表した。

ストックス欧州600指数は前週末比1%安の236.22。一時は

1.5%上昇する場面もあった。前週までの3週連続高は4月以来の最 長。

マーケット・セキュリティーズの欧州チーフストラテジスト、ス テファーヌ・エコロ氏は「今度のEUサミットでユーロ圏債務危機の 最終解決策が提示されることはないと示唆するドイツの慎重な発言を 背景に、相場は高値から下落した」と指摘。「こうしたコメントはユー ロ圏の問題に関する解決策を見いだすことがいかに難しいかを投資家 に再認識させた」と述べた。

メルケル独首相のザイベルト首席報道官はベルリンでの記者会見 で、23日のEU首脳会議で債務危機を一気に収束させるという「夢 物語」の実現は不可能だとの見解を明らかにした。

この日の西欧市場では、18カ国すべてで主要株価指数が下落し た。

NBGは10%安の1.63ユーロ。ピレウス銀行は9.1%安の 26ユーロ・セント。EFGユーロバンク・エルガシアスは9.5%下 落の66.1ユーロ・セント。G4Sは22%急落し219.9ペンスと、 7年ぶりの大幅安となった。BPは2.2%高の425.55ペンスで終 了した。