ルービニ氏:中国経済の軟着陸は「ミッション・インポッシブル」

ルービニ・グローバル・エコ ノミクスの共同創設者で会長のヌリエル・ルービニ氏は、中国経済は 2013-14年に「ハードランディング」する可能性が高いと指摘し、 同国の経済成長加速へ向けた取り組みがそのリスクを高めるとの見解 を示した。

ルービニ氏はヘルシンキのセミナーで17日、中国経済の「ソフ トランディング(軟着陸)」の見込みについて「ミッション・インポ ッシブル」だと発言。過剰な投資は「常に」ハードランディングを引 き起こすものだと警告した。

また、8%超の国内総生産(GDP)成長率を維持するため、政 策当局は「あらゆる可能な手段を尽くす」であろうとし、「慎重さを 要する」政権トップの交代に景気後退が影響しないよう徹底するであ ろうとの見方を示した。

ブルームバーグがアナリストを対象に実施した調査によれば、中 国のGDP伸び率は4-6月(第2四半期)の年率9.5%から7- 9月は9.3%に低下した可能性が高い。ルービニ氏は、中国当局が 成長の「前倒し」実現に努め、将来の景気過熱リスクを押し上げるこ とになるだろうとの懸念を示した。

さらに、欧州は中国から強力な支援があると期待すべきではない と指摘。中国の欧州支援に関する協議はほとんど「口約束」に過ぎず、 債務危機からの脱却に苦戦するユーロ圏への支援に「中国政府は本腰 を入れるつもりはない」と述べた。

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