蘭フィリップス:4500人削減へ-7~9月利益は2年ぶり低水準

欧州の家電大手、オランダのロイ ヤル・フィリップス・エレクトロニクスは17日、業績回復に向け世界 で4500人を削減する計画を発表した。7-9月(第3四半期)利益は ほぼ2年ぶりの低水準に落ち込み、同社は短期的に回復する見込みは ないとの見通しを示した。

フィリップスの発表資料によれば、人員削減は8億ユーロ(約855 億円)のコスト削減計画の一環で、このうち1400人は国内で実施する。 また、同時に発表した7-9月期のEBITA(利払い、税引き、減 価償却前利益)は3億6800万ユーロと、前年同期の6億4700万ユー ロから減少した。ブルームバーグ調査のアナリスト予想平均(3億 4100万ユーロ)は上回った。7-9月期の売上高は前年同期比1.3% 減の53億9000万ユーロで、市場予想とほぼ一致した。

フランス・バンホーテン最高経営責任者(CEO)は、フィリッ プスを復活させ経済的困難に立ち向かうために人員削減は「避けられ ない措置だ」とした上で、「当社はなお、企業家精神により満ちた筋肉 質の企業になるための複数年におよぶ改革の初期段階にあるが、社員 の対応によって勢いが付いている」と指摘した。

フィリップスの株価は年初から35%下落し、時価総額は149億ユ ーロに減少。ライバルであるドイツのシーメンスの株価は今年ここま で約19%の下げとなっている。

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