中国の7-9月成長率:9四半期連続の9%超か、18日発表-調査

中国の7-9月(第3四半期)の 経済成長率は9%を上回ったもようだ。欧州がソブリン債危機に取り 組み、米景気回復の勢いが衰える中で、中国が引き続き世界の成長の 原動力であることが示されると、エコノミストはみている。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト22人を対象にまとめた 調査では、18日に発表される中国の7-9月国内総生産(GDP)の 予想中央値は前年同期比9.3%増加。予想通りなら、9四半期連続で 9%超の水準となる。4-6月(第2四半期)は同9.5%増だった。

輸出と融資の伸びが9月に鈍化したことは、温家宝首相が成長を 後押しするために一段の措置を検討せざるを得ない可能性を示唆して いる。国務院は今月に入り、小規模企業向けの支援策を打ち出した。 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席したブラジル のマンテガ財務相はパリで15日、世界最大の資源消費国である中国の 「若干の」減速の兆しについて、そうしたトレンドが続けば懸念要因 になるとの認識を示した。

UBSのエコノミスト、汪涛氏は「中国が今後1年間に直面する 最大のリスクは世界的な景気下降かリセッション(景気後退)だ」と 指摘。インフレ高止まりがなお懸念される一方で、「より顕著」な景気 減速が金融政策緩和につながるかもしれないと語った。

ブルームバーグのエコノミスト調査によれば、9月の工業生産は 前年同月比13.4%増が見込まれている。8月は同13.5%増。1-8月 は前年同期比14.2%増だった。

別の調査によると、9月の小売売上高は前年同月比17%増と、伸 び率は前月から横ばいの見通し。1-9月の都市部固定資産投資は前 年同期比24.8%増加したもようだ。1-6月は25.6%増だった。

中国の昨年の経済成長率は10.4%。HSBCホールディングスの エコノミスト、屈宏斌氏(香港在勤)は今年の成長率を8.9%、2012 年は8.6%と予想している。

--Li Yanping, with assistance from Ailing Tan in Singapore. Editors: Nerys Avery, Paul Panckhurst

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