香港株(終了):上昇-中国経済に対し楽観的な見方広がる

香港株式相場は上昇。ハンセン指 数がこの8営業日で7日目の値上がりとなった。欧州債務危機が封じ 込められるとの楽観的な見方に加え、中国の7-9月(第3四半期) 経済成長率は9%を上回ったとの見通しをエコノミストが示したこと が好感された。

欧州を最大の市場とする衣料小売りのエスプリ・ホールディング ス(330 HK)は7.9%高。時価総額で中国最大のセメントメーカー、 安徽海螺水泥(914 HK)は、中国の国内総生産(GDP)発表を控え

4.7%値上がりした。同国最大の海洋油田会社、中国海洋石油(CNO OC、883 HK)は商品相場の上昇を好感して3.3%上げた。

アルミニウム生産で中国最大手のチャルコ(中国アルミ、2600 HK) や自動車メーカーの吉利汽車(175 HK)も買われた。

ハンセン指数は前週末比372.20ポイント(2%)高の18873.99 で終了。ハンセン中国企業株(H株)指数は同2.8%高の9853.34で 引けた。

UOBケイ・ヒアン・ホールディングスの法人セールスディレク ター、梁偉源氏は「欧州債務問題をめぐり強気のセンチメントが広が っている」と指摘、「中国ではハードランディングへの懸念が強かった が、7-9月期の成長率が9%前後なら、こうした懸念は解消される だろう」と語った。