20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明要旨

フランスのパリで開催された 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が15日午後に発 表した声明の要旨は以下の通り。

1、世界経済に対する緊張の高まりと重大な下方リスクに断固として 対処する必要がある。

1、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の能力と柔軟性を高め るため2011年7月21日にユーロ圏の首脳が行った決定を実施する ために必要な行動を、ユーロ圏諸国が完了したことを歓迎。伝播を回 避するためEFSFの影響力を最大化するための更なる作業、及び、 包括的な計画を通して現在の挑戦に断固として対処するための10月 23日の欧州理事会の結果に期待する。

1、先進国は、異なる各国の状況を勘案しつつ、信認を構築し成長を 支えるための政策を採用し、財政健全化を達成するために明確で信頼 に足る具体的な措置を実施する。

1、新興市場国は、下方リスクに対して成長モメンタムを維持し、イ ンフレ圧力を抑制し、変動する資本フローに対する強じん性を高める よう努めるために、必要な場合はマクロ経済政策を調整する。

1、銀行システムや金融市場の安定を保つために必要な全ての行動を 今後も取っていく。現在のリスクに対応するために銀行が十分な資本 及び資金へのアクセスを有していることを確保する。中央銀行は、最 近、この目的のために断固たる行動を取っており、必要な場合に銀行 に流動性を供給する準備がある。

1、現在のストレスへの対処と、より長期的な安定の促進の双方にと っての助けとなる、より安定的で強じんな国際通貨システムを構築す るための具体的な手段を取りつつある。

1、強固で安定した国際金融システムが我々の共有する利益であるこ と、及び、市場で決定される為替レートに対する我々の支持を再確認 した。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安 定に対して悪影響を与えることを再確認する。

1、我々の経済の要請により良く応えるため、金融セクターの改革を これまでになく強く決意している。

1、各種の異なる金融税と、首脳により議論されることとなる革新的 資金調達の選択肢について討論した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 楽山 麻理子 Mariko Rakuyama +1-212-617-4903 mrakuyama@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae