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PIMCOグロース氏:2011年は「不愉快な年」-判断誤ったと釈明

米パシフィック・インベストメント ・マネジメント(PIMCO)の共同最高投資責任者(CIO)である ビル・グロース氏は、先進国経済の景気鈍化の規模の判断を誤ったため 同氏が運営する世界最大の債券ファンド「トータル・リターン・ファン ド」の今年の運用成績は競争相手を下回ったと顧客に説明した。

金融関連ウェブサイトのディールブレーカー・ドット・コムに掲載 された「私が悪いのです」と題する顧客向け書簡の写しによると、グロ ース氏は「今年は不愉快な年だ」と述べた。半面、PIMCOでは同氏 を含め、誰もが辞めるなどということは考えられないとし、「一段と複 雑さを増す世界の金融市場に対応するため、昼夜を問わず働いている」 と釈明した。

ブルームバーグの集計データによると、運用資産2422億ドル(約18 兆7000億円)を抱える同ファンドの今年のリターンはプラス1.3%と、 8割以上の同業他社に遅れを取っている格好となっている。これはブル ームバーグが同ファンドの運用成績比較調査を開始した少なくとも1995 年以降では最も悪い成績。欧州ソブリン債危機を受け投資家が資産を安 全な政府保証債券に避難させる中で、グロース氏は今年1-6月期に米 国債の購入を控えていた。

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