NY原油(14日):3週間ぶり高値、G20や米小売指標手掛かり

ニューヨーク原油先物相場は 3週間ぶりの高値に上昇した。20カ国・地域(G20)財務相・中央 銀行総裁会議がパリで始まり、欧州債務危機の解決策を協議するとみ られることや、米小売売上高が増加したことが背景。

国際通貨基金(IMF)は危機の食い止めに向け融資能力を拡大 する可能性があると、G20とIMFの当局者が明らかにした。米商 務省がこの日発表した小売売上高は前月比1.1%増加した。ロンド ンの北海ブレントは米指標であるウェスト・テキサス・インターミデ ィエート(WTI)原油に対して過去最大のプレミアム(上乗せ価格) で取引されている。

ソシエテ・ジェネラルの石油市場リサーチ責任者のマイケル・ウ ィトナー氏は、「債務危機は収束にはほど遠いが、前進しているよう には見受けられる、それは原油にとって強材料だ」と指摘。「経済統計 は、特に米国で最近改善した。ネガティブというより、今は強弱入り 混じりだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 日比2.57ドル(3.05%)高の1バレル=86.80ドルで終了。終 値では先月20日以来の高値となった。週間では4.6%上昇、年初 からは5%の値下がり。

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