NY金先物(14日):反発、現物需要拡大で-商品・株高も手掛かり

ニューヨーク金先物相場は反 発。週間でも上昇し、9月初め以来の大幅高となった。宝飾品やコイ ン向けの需要増加が背景。商品や株価が上昇したことも手掛かりにな った。

商品相場は週間ベースで昨年12月以来の大幅高、世界の株価は 7月以来最大の上昇となる見通し。この日は20カ国・地域(G20) 財務相・中央銀行総裁会議が始まった。協議では欧州債務危機への対 応が焦点となる。米小売売上高はアナリスト予想を上回った。インド では婚礼シーズンと今月の宗教的行事を前に金の需要が拡大する可能 性がある。同国は世界最大の金消費国。

ザブリオンデスク・ドット・コムのアナリスト、ジェームズ・ム ーア氏(ロンドン在勤)はリポートで、「かなりの現物需要と投資目 的の買いに金は支えられている」と指摘。「ファンドの撤退や投機的 なロング(買い持ち)の解消を経て、一段高への環境が整った」と述 べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比0.9%高の1オンス=1683ドルで終了。週間では

2.9%の値上がり。