香港株(終了):ハンセン指数、7日ぶり反落-中国CPIなどを嫌気

香港株式市場ではハンセン指数が 7営業日ぶりに反落し、2009年以降で最長の上昇局面が終了した。14 日発表された中国消費者物価指数(CPI)でインフレ高止まりが示 され、金融政策緩和の可能性が後退したほか、スペインや欧州の一部 銀行の格下げも響いた。

中国建設省傘下の不動産会社、中国海外発展(688 HK)は4.2% 安。同業で同じく中国政府系のチャイナ・リソーシズランド(華潤置 地、1109 HK)は6.3%下げた。時価総額で中国最大の銀行、中国工商 銀行(1398 HK)は4.3%安。

時価総額で英2位の銀行スタンダードチャータード銀行(2888 HK)は2.3%安。欧州債務危機に歯止めがかかるとの楽観論があった 中で、スペインなどの格下げが重しとなった。欧州を最大市場とする 衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は1.5%安。

ハンセン指数は前日比256.02ポイント(1.4%)安の18501.79 で終了。週間の上昇率は4.5%に縮小した。同指数を構成する46銘柄 のうち、38銘柄が値下がりした。ハンセン中国企業株(H株)指数は

2.2%安の9584.83。

中国人民銀行(中央銀行)がこの日遅くに発表した9月のマネー サプライ(通貨供給量)が前年同月比13%増と、02年以来の低い伸び となったことで、下げ幅を拡大した。

リンセアン・ホールディングスのマネジングディレクター、フラ ンシス・ルン氏は、「インフレが依然として高水準であることは、人民 銀がそれほど早い時期にマネーサプライを増やす可能性が低いことを 示唆している」と指摘した。

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