中国株(終了):下落-インフレ高止まりで政策緩和の見方後退

中国株式相場は下落。14日発表さ れた9月の中国消費者物価指数(CPI)を受け、当局が引き締め策 を緩めないとの観測が広がった。

金地集団(600383 CH)が1.2%下げるなど、不動産開発株が安い。 9月のCPIは前年同月比6.1%上昇となった。上海世茂(600823 CH) も1.3%安。

鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄(600019 CH)は0.9%安。海運の中国遠 洋運輸集団(601919 CH)は1.6%安。スイスの銀行UBSが鉄鋼・海 運株を避けるよう投資家に促したことが材料となった。オートメーシ ョン機器を製造する国電南端科技(600406 CH)は7.5%の下げ。同社 の流通株が来週から増えるとの発表が嫌気された。

UBSの中国担当チーフストラテジスト、高挺氏はインタビュー で、中国株は「10-12月(第4四半期)に大きな圧力を受ける」と予 想。その理由として、インフレが高水準で政策緩和に大きな期待を抱 けないためとし、「投資家は引き続き慎重であるべきだ」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比7.42ポイント(0.3%)安の2431.38。週間 では3.1%上昇した。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300 指数は前日比0.3%安の2653.78。