ゴールドマン報酬制度、裁判所が支持-株安招いたとの株主主張退ける

米投資銀行ゴールドマン・サック ス・グループの報酬制度は高リスク取引の行員を評価する不適切なも のだとして同行株主が訴えていた裁判で、米国の裁判所は12日、株主 側の訴えを退ける判断を示した。原告は高リスク取引によって同行の 株価が阻害されたと主張していた。

デラウェア衡平法裁判所のサム・グラスコック判事は12日、ゴー ルドマンの取締役会が報酬計画の策定に際して適切に行動したと結論 付けた。

株主側は、ゴールドマンの時価総額が1999年以後500億ドル(約 3兆8500億円)減少したにもかかわらず、同行の定めた報酬計画に基 づきロイド・ブランクファイン会長ら幹部や行員に対し巨額賞与が不 適切に支払われたと主張していた。

判事によれば、デラウェア州の法律は法人の判断などについて「取 締役と幹部に対し幅広い行動の裁量」を認めている。ゴールドマンは 2007年に米ウォール街(金融業界)の最高報酬を記録したが、金融危 機時に公的支援を受けたことで議会や労働組合などから報酬実態につ いて厳しい批判を受けていた。

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