中国共産党、次期指導体制の骨格固めへ-15日から6中全会

中国共産党は15日から開催する 第17期中央委員会第6回全体会議(6中全会)で、世界の経済大国と なった中国を率いる次期指導体制の骨格固めを目指す。

シンガポール国立大学(NUS)リー・クアンユー公共政策学院 の黄靖教授は、来年後半に党総書記に任命される見込みの習近平国家 副主席ら9人の政治局常務委員を決めるため、党指導者間の主導権争 いが激しくなっていると指摘する。

黄教授は、「今こそ中国の次世代のリーダーが明らかになるべきと きだ。誰が写真や映像に撮られる機会が多いか、誰の話やスピーチが 報道されるか。こうしたことで確認することは可能だ」と述べる。

国際通貨基金(IMF)と英スタンダードチャータード銀行は、 中国が今後10年以内に米国を抜き、世界一の経済大国となると推計し ている。ただ、景気減速懸念も浮上。欧州債務危機の深刻化が世界の 経済成長に最も寄与している中国にも打撃となる中、次期常務委員に よる見通しが重要性を増すことになる。

党員8000万人を抱える中国共産党のトップでもある胡錦濤国家 主席は党総書記を来年後半に退き、2003年に就いた国家主席の座も13 年3月に習副主席に引き継ぐ。03年からの胡政権下で中国経済は年平 均10.9%成長を記録、日本を抜き世界2位の経済大国となった。

香港中文大学のウィリー・ウォラップ・ラム非常勤教授は、北京 で4日間開かれる6中全会では次期常務委員の人選の詰めが進むと予 想する。昨年の5中全会では、習副主席が党中央軍事委員会の副主席 に任命され、胡主席の後継者としての地位を確実にした。

--Michael Forsythe. Editors: Peter Hirschberg, John Brinsley

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 笠原文彦  Fumihiko Kasahara  +81-3-3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Michael Forsythe in Beijing at +86-10-6649-7580 or mforsythe@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Peter Hirschberg at +852-2977-6934 or phirschberg@bloomberg.net

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