【テクニカル分析】豪ドル、21日線と基準線の下値支持で82円回復も

上田ハーローのシニアアナリスト、 山内俊哉氏は、オーストラリア・ドルの対円相場について、一目均衡 表の基準線と21日移動平均線で下値がサポートされると、一目均衡の 「雲」に突入し、1豪ドル=82円台の回復もあり得るとみている。

豪ドルは今月10日に21日線を突破。12日には一時78円98銭と、 9月19日以来、約3週間ぶりの高値を付け、基準線も上抜けた。その 後はやや伸び悩む展開となっており、この日の東京市場では78円台前 半で取引されている。

相場の過熱感を示す豪ドル・円のストキャスティクスは足元で90 前後となっており、山内氏は、豪ドルが短期的に「買われ過ぎている 水準」にあると分析。このため、目先は調整に伴い上昇が一服する可 能性があるという。

その上で、山内氏は、豪ドルの調整局面では基準線と21日線が下 値のサポートになるかが焦点だとし、サポートが確認された場合は、 一段高の展開を予想。「一目均衡表の雲の下限」が次のターゲットだと して、雲に突入すると、10月初めまでの下落局面の起点となった9月 1日の高値82円83銭付近が上値のめどになるとしている。