米ドミノ・ピザなど:国際展開強化へ人材争奪戦激化-半年がかりも

宅配ピザチェーン大手の米ドミ ノ・ピザは、顧客の家に30分未満でピザを届けることができる。それ なのに、国際展開の強化を率いる幹部の採用には半年かかった。

ドミノ・ピザのほかAFCエンタープライゼズ、ダンキンブラン ズ・グループなどの外食チェーンは、国際的な味覚に対応できるようメ ニューを調整し米国外の規制を調査する幹部を探している。米人材仲介 会社ハイドリック・アンド・ストラグルズ・インターナショナルの外食 産業幹部仲介担当者、ガイ・コート氏によると、米国の経済成長が鈍化 する中、外食チェーンは国外に事業を拡張しているため、このような変 化は加速する可能性がある。

コート氏はインタビューで「1年半前と比較して、忙しさが倍増し ている。人材争奪戦が繰り広げられている」と語る。

テクノミックとIBISワールドの調査データによると、米国の外 食産業の売上高が2010年までの2年間で2.8%落ち込む一方、中国で は46%増加している。

有能な幹部の需要は非常に高いためドミノは国際事業で新たに採用 する幹部を外食以外の産業から求めなければならなかった。その人物は 米投資会社ベイン・キャピタルの元パートナー、リチャード・アリソン 氏だ。ドミノのパトリック・ドイル最高経営責任者(CEO)はインタ ビューで、同社が半年にわたって人材を探し、本社のあるミシガン州ア ナーバーにあるレストランでバレンタインデーに夕食を取りながら採用 に関して合意に達したことを明らかにした。

ドイルCEOによると、ドミノは米国外で4500を超える店舗を所 有し、主に国外で年間最大300店を出店している。アリソン氏(44) はこれらの事業展開を手掛けることになる。

ドイルCEOは「12年には米国外での店舗数と売り上げが国内を 上回るだろう」と述べた。国際事業部門の構築に向け、さらに幹部の 採用を進める方針だ。