S&P:スペインを「AA-」に格下げ-成長見通しにリスク

米格付け会社スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)はスペインの信用格付けを従来の「AA」 から「AA-」に1段階引き下げた。

S&Pは、同国の格付け見通しを「ネガティブ」と発表。09年 に「AAA」格付けから引き下げて以来、スペインの格下げは3回目 となる。

S&Pは発表資料で、「今年これまでの景気には回復力の兆候が みられるものの、われわれはスペインの成長見通しへのリスクが高ま ったとみている」と説明。「不良資産の一段の増加に伴い、同国の金 融システムは財務面でさらに弱体化が見込まれる」と指摘した。

欧州中央銀行(ECB)が8月8日にスペイン国債購入に踏み切 った後も、同国の10年物国債の利回りは5%を超えている。13日の スペイン国債のドイツ債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は 310ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。9月30日時点で は325bpだった。

14日の外為市場でユーロはドルと円に対して下落。日本時間午 前8時20分現在、ユーロは0.3%安の1ユーロ=1.3743ドル。対円 では0.2%安の105円73銭。

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