米フールーの売却計画を撤回-ニューズなど共同所有3社

インターネット経由でテレビ番 組を配信する米フールー(Hulu)を共同所有する3社は13日、 フールーの売却計画を撤回すると発表した。買い手候補からの買収案 提示を求めてから4カ月後の入札中止となった。

ニューズ・コープとウォルト・ディズニー、プロビデンス・エク イティ・パートナーズの米企業3社はフールー経営陣と共に発表した 資料で、「売却プロセスを打ち切った。さらなる成功に向けた方針の 策定継続で協力することを楽しみにしている」と表明した。

ロサンゼルスに本社を置くフールーの売却中止は、同業の米ネッ トフリックスの株価下落が影響した可能性がある。フールー所有各社 は、フールーには「各社にとってユニークで魅力のある戦略的な価値 がある」と説明。別のフールー共同所有企業のNBCユニバーサルに ついては、資料では触れられていない。

RBCキャピタル・マーケッツのニューヨーク在勤アナリスト、 デービッド・バンク氏は、フールーを所有する「メディア各社にとっ て売却打ち切りは本当に賢い判断だ。戦略的に各社の手にコンテンツ (情報内容)を残し、運命を第三者に委ねないことにしたのは非常に 賢明だ」と述べた。

フールーは9月3日時点で、米衛星放送サービスのディッシュ・ ネットワークスなど5つの買い手候補と協議していた。事情に詳しい 関係者が当時、話していた。

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