バフェット氏の息子:「父は終生勤務を続ける」-引退は考えていない

米保険・投資会社バークシャー・ ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏の息子、ハワード・バ フェット氏は、ウォーレン氏が終生勤務を続ける計画で、引退は考え ていないことを明らかにした。

ハワード氏は12日、アイオワ州デモインでのインタビューで、 引退という「言葉は父の辞書にはない」とした上で、「墓に入っても ウィジャ盤(降霊術で自動書記に使う板)を使ってわれわれと連絡を 取ると言っている」と語った。

ウォーレン氏(81)はバークシャーの株主に対し少なくとも20 年間にわたり、自身が死亡したり再起不能となったりした場合を見据 え同社は職務を引き継ぐ準備を進めていると述べてきた。バークシャ ーは先月、文書で同氏がいずれ「引退」した際に職務を引き継ぐ投資 担当マネジャーを採用したと発表した。ウォーレン氏の伝記を執筆し たアンドルー・キルパトリック氏によると、これ以前に同社がウォー レン氏の引退に触れた資料は目にしたことがないという。

エドワード・ジョーンズのアナリスト、トム・レワンドウスキー 氏は「彼の父親は勤勉なので、できる限り長く勤務を続けようと考え るのは当然だ」と指摘。「裏を返せば、それまでと同水準の能力を発 揮できなくなれば立ち去るだろう」と述べた。

バークシャーを率いるウォーレン氏は総額1000億ドル(約7兆 7000億円)を超える証券と約40年間に買収した子会社約70社を統 括している。ハワード氏は1993年に取締役に就任し、現在は12人 の取締役の1人として主に次世代マネジャーの取りまとめを担当して いる。

ウォーレン氏は2004年に送付した株主向け書簡で「取締役の主 な任務は、私がこの世を去るか能力が発揮できなくなった場合に事業 を引き継ぐ後継者を選出することだ」と述べている。同氏はバークシ ャーの会長兼最高経営責任者(CEO)で投資事業の責任者を務める。

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