欧州株(14日):反発、ストックス600は3週連続高-G20会合開幕

14日の欧州株式相場は反発。 ストックス欧州600指数は週ベースで3週連続高となり、ここ半年 で最長の上げ局面となっている。この日からパリで始まる20カ国・ 地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、ユーロ圏債務危機の対 応策が話し合われる。

スイスの農薬会社シンジェンタが高い。市場予想を上回った7- 9月(第3四半期)売上高が好感された。経営管理ソフトメーカー最 大手、ドイツのSAPは2.1%上昇。同社は第3四半期の増収増益 を明らかにした。銅の値上がりを手掛かりに、スイスのエクストラー タなど資源株も高くなった。

ストックス欧州600指数は前日比0.8%高の238.51。前週末 からは2.8%値上がり。ユーロ圏当局者が域内債務危機を封じ込め るとの楽観的な見方が背景。今年2月17日に付けた年初来高値は 18%下回っている。

フィールディングス・インベストメント・マネジメントのファン ドマネジャー、ポール・コフィン氏(ロンドン在勤)は「市場のセン チメントは良くなった」と述べ、「相場は好調に上げたが、欧州が十 分に強い対応を示さなければ期待外れになりかねない」と付け加えた。

パリでは15日までG20財務相・中央銀行総裁会議が開催され る。危機対応策にはギリシャ債保有者の損失負担拡大や国際通貨基金 (IMF)の能力増強策が含まれる可能性がある。計画は23日にブ リュッセルで開かれる欧州首脳会議でまとめられ、11月3-4日の G20首脳会議に提示される公算がある。

この日の西欧市場では、アイスランドとデンマークを除く16カ 国で主要株価指数が上昇。前日に米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)がスペインを格下げしたものの、株式相場は 上げ基調だった。

シンジェンタは1.3%高の268.20スイス・フランで終了。S APの終値は41.40ユーロ。エクストラータは3.1%高の974.1 ペンスで取引を終えた。

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