米グーグル:7-9月期決算は予想上回る-検索広告が好調

インターネット検索最大手、米グ ーグルの7-9月(第3四半期)決算は、売上高と利益が市場予想を 上回った。企業がネット広告向け支出を増やしたことが寄与した。株 価は時間外取引で上昇した。

同社が13日、ウェブサイトで発表した決算資料によると、売上高 は提携先サイトへの支払い分を除いたベースで75億1000万ドル(約 5800億円)となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の 72億3000万ドルを上回った。一部項目を除いた1株利益は9.72ドル と、これもアナリスト予想平均の8.76ドルを上回った。

景気への懸念が広がっているにもかかわらず、グーグルはディス プレー広告やモバイル広告、検索連動広告を含むオンライン広告の需 要拡大による恩恵を受けている。メディアの調査を手掛けるマグナグ ローバルによると、今年の検索連動広告支出は、世界で23%増の377 億ドルに達する見通しで、オンライン広告全体の20%の伸びを上回る と見込まれる。

ベンチマークのアナリスト、クレイトン・モラン氏は「検索事業 は景気鈍化に比較的強い。同事業はこれまで比較的順調だったし、今 後もそうだろう。もう1つの理由は、ディスプレーとモバイルの分野 でシェアを高めつつあることだ」と述べた。

グーグルの株価は時間外取引で一時7%高の597.99ドル。通常取 引の終値は前日比1.9%高の558.99ドルだった。年初来では5.9%下 落している。

7-9月期の純利益は前年同期比26%増の27億3000万ドル(1 株当たり8.33ドル)。前年同期は21億7000万ドル(同6.72ドル)だ った。

クリック件数増加

7-9月期の広告クリック件数は前年同期比で約28%増加。1ク リック当たりの平均コストは約5%上昇した。

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「グ ーグル+(プラス)」の利用者数は4000万人余りと、7月時点の約1000 万人から急増した。

検索マーケティング会社エフィシエント・フロンティアによると、 マイクロソフトとの競争激化にもかかわらず、グーグルの米市場シェ アは上昇。検索連動広告のグーグルのシェアは82%と、前2四半期の 81%から上昇した。

グーグルはインターネット検索市場でもシェアを伸ばした。調査 会社コムスコアによると、米市場シェアは9月に65.3%と、前月の

64.8%から上昇。一方、ヤフーは16.3%から15.5%に低下。マイクロ ソフトは横ばいの14.7%だった。

-- Editors: Lisa Rapaport, Nick Turner

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi +81-3-3201-8984 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe、Yoshito Okubo 渡辺漢太 Kanta Watanabe +81-3-3201-7113 kwatanabe22@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Brian Womack in San Francisco at +1-415-617-7218 or bwomack1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Tom Giles at +1-415-617-7223 or tgiles5@bloomberg.net