ミネアポリス連銀総裁:回復期の金融緩和、FOMCへの信頼低下に

米ミネアポリス連銀のコチャ ラコタ総裁は、インフレが加速し、失業率が低下する中で金融緩和策 を講じることは連邦公開市場委員会(FOMC)への信頼を脅かすと 指摘した。

コチャラコタ総裁は13日、モンタナ州シドニーで講演。事前 に準備された原稿によると、同総裁は「過去2度のFOMCの行動は、 国民に示している責務を整然と追求するという姿勢と矛盾する」と述 べ、「こうした行動は、FOMCへの信頼を低下させ、将来の行動や 市場との対話の効果を弱める」と訴えた。

9月のFOMCでは、4000億ドル相当の短期債から長期債 への乗り換えが発表された。FOMC会合以降、コチャラコタ総裁 が発言したのはこの日が初めて。

同総裁は「FOMCが最も効果を発揮するには、対話能力とそ れに対する信頼によるところが非常に大きい」と述べ、「過去2度の FOMCで私は反対票を投じた。なぜなら、その2度の会合で協議さ れた決定内容は、FOMCにとって不可欠な信頼を低下させるものだ と判断したからだ」と続けた。