英国債:7日ぶり上昇、10年債利回り2.56%-量的緩和拡大との観測

13日の英国債相場は7営業日 ぶりに上昇。英景気見通しの悪化で、イングランド銀行(英中央銀行) が資産買い取り規模を拡大せざるを得なくなるとの見方が広がった。

ビーン中銀副総裁は金融政策委員会(MPC)が再び量的緩和の 拡大を「決定することは十分あり得る」との見解を示した。英紙ガー ディアンがインタビューでの発言として報じた。中銀は先週、資産買 い取りの再開を決めた。最大の貿易相手である欧州の債務危機が英国 の経済と金融システムを脅かしている。

スタンダードチャータード銀行のエコノミスト、サラ・へウィン 氏(ロンドン在勤)は「現在の資産買い取りが完了したら、さらなる 量的緩和が必要になると見込んでいる」と述べ、「経済に資金が注入 されれば、国債利回りは低水準にとどまるだろう」と続けた。

ロンドン時間午後5時現在、10年債利回りは前日比8ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.56%。同国債(表面 利率3.75%、2021年9月償還)価格は0.755上げ110.355。30 年債利回りは9bp低下し3.48%。

英中銀は先週、景気見通しの悪化を背景に資産買い取りプログラ ムの規模を従来の2000億ポンドから2750億ポンドに拡大した。同 プログラムが開始された2009年3月以来で最大の規模拡大となる。 へウィン氏は英中銀が来春までに追加刺激策を公表する可能性がある との見方を示した。

英政府統計局(ONS)が12日発表した国際労働機関(ILO) 基準の6-8月の失業率は8.1%と、5-7月の7.9%から上昇し た。先週発表された統計によると、4-6月(第2四半期)の経済成 長率は前期比0.1%と、これまでの0.2%から下方修正された。

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