フィッチ:英銀ロイズとRBSの格付けを引き下げ-政府支援は期待薄

格付け会社フィッチ・レーティ ングスは13日、英銀ロイズ・バンキング・グループとロイヤル・バ ンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の信用格付けを引 き下げた。英政府による銀行支援が将来は期待薄であることを理由に 挙げた。

フィッチはこの日の発表で、ロイズとRBSの長期発行体デフォ ルト格付け(IDR)をともに「AA-」から「A」に2段階引き下 げた。金融システム上重要な英銀が政府支援を受けられる公算の目安 となるサポート格付けは「A」に引き下げた。これまでは「AA-」 ないし「A+」だった。

フィッチは「英国の支援環境は変化している」とし、「2009年 銀行法や最近の英銀行独立委員会(ICB)による種々の勧告を足掛 かりとして、国内銀行に対する潜在的な支援を縮小する政治的意思の 高まり」が見られると指摘した。

ICBは先月、銀行破綻時に公的資金を注入する事態をなるべく 回避するため、投資銀行事業との間に防壁を設け個人向け金融事業を 保護することを勧告した。