米貿易赤字:8月はほぼ変わらず、輸出が過去最高付近を維持

米商務省が発表した8月の貿 易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字(国際収支ベ ース、季節調整済み)は456億ドルと前月からほぼ変わらず。これ は4カ月ぶりの低水準。輸出は過去最高付近を維持した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値 は458億ドルだった。前月も456億ドル(速報値は448億ドル)。 輸出は前月比ほぼ変わらずの1776億ドルと、過去2番目に高い水準。 輸入は2232億ドルだった。

4キャストのシニアエコノミスト、ショーン・インクレモナ氏 (ニューヨーク在勤)は「トレンドとしては輸入と輸出の両方で勢い が衰え始めている」と指摘。ただ、「この先の成長は貿易にそこそこ 支えられるだろう」と述べた。

国内総生産(GDP)の算出に使用されるインフレの影響を控除 した実質財収支は第3四半期(7-9月)の最初の2カ月間に平均で 465億ドルの赤字と、赤字幅は第2四半期(4-6月)平均の473 億ドルを下回った。

8月は原油の輸入が増えた一方、石油製品の輸出も拡大した。原 油輸入は30万2481バレルと今年最高となった。8月は輸入原油の 平均価格がバレル当たり102.62ドルと、7月の104.27ドルから 下落していた。

輸出では石炭や鉄鋼原料などの資本財が伸びた。医薬品を含む消 費財も拡大した。

輸入では原油のほか、化学薬品や食品、金属が増加した。一方、 消費財の輸入は7億8400万ドル減の425億ドル。自動車・同部品 の輸入も落ち込んだ。

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