加RIM:「ブラックベリー」不具合で謝罪-米国、加で障害続く

スマートフォン(多機能携帯端 末)「ブラックベリー」を製造するカナダのリサーチ・イン・モーシ ョン(RIM)は、同社最大の市場である米国とカナダで同端末のメ ッセージサービスの不具合が続いていることを明らかにした。その他 地域でのデータサービスへのアクセス状況は改善しているという。

RIMは12日夜、ネットワーク障害で欧州でのメッセージサー ビスが3日にわたり中断され、これが米国やカナダ、中南米に拡大し たことについて謝罪した。

同社のロビン・ビアンフェ最高情報責任者(CIO)はウェブサ イトに掲載された発表資料で、「今現在、期待に応えられないでいる」 と状況を説明した。

安全で信頼できる電子メール端末メーカーとしての評判を築いて きたRIMだが、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」な ど多くの個人向けアプリケーションを提供するタッチスクリーン型の 機種が好調で、市場シェアの低下を食い止めるのに苦戦している。北 米で収入が減少しているRIMにとって、サービス障害が最初に発生 した欧州などは売上高の伸びを期待していた地域だった。

ブラックベリーのメッセージサービスとウェブ閲覧機能で週明け に障害が発生したため、RIMは欧州とアジアでサービス中断を余儀 なくされた。英携帯電話サービスのボーダフォン・グループは12日、 RIMが蓄積したデータの処理に取り組んでおり、ブラックベリー利 用者が引き続き不具合に直面していると明らかにした。

RIMによると、サービス遅延は同社インフラ内の中核スイッチ の不具合が原因で、通常バックアップスイッチに切り換えられること になっているが、今回は機能しなかった。デービッド・ヤック最高技 術責任者(CTO)は前日の電話会議で、障害は英国内の機能に起因 しており、北米でのサービス障害は技術的な問題ではなくデータの蓄 積が主因だと説明した。