NYマンハッタン集合住宅賃料、7-9月は4.9%上昇-契約更新増加

米ニューヨーク市マンハッタン地 区の集合住宅賃貸料は7-9月(第3四半期)に前年同期比4.9%上 昇した。市況逼迫(ひっぱく)に伴い賃貸契約を更新する借り手が増 えており、減少している空き物件をめぐる競争が激化している。

ニューヨークの不動産鑑定会社ミラー・サミュエルとブローカー のプルデンシャル・ダグラス・エリマン・リアル・エステートのリポ ートによると、7-9月の実効賃貸料(契約条件など含むベース)の 中央値は月額2970ドル(約22万9000円)と、前年同期の2831ドル から上昇。新規の賃貸契約件数は6.9%減の7998件。賃貸物件の募集 登録件数は1.9%減の4605件だった。

ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長は、住宅ローンの 融資基準強化と消費者信頼感の弱さが住宅購入需要を抑え、競って賃 貸物件を借りる状況につながっていると指摘。賃貸料の上昇に加え、 3ないし4ベッドルームの物件の供給が限られていることから、借り 手はより高額な物件への住み替えが困難となり引っ越しせずにいると 説明した。同社長は電話インタビューで、「借り手の選択肢は一段と限 られてきている」と述べた。

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