豪裁判所がアップルの請求認める-サムスンのタブレット差し止めで

オーストラリアの連邦裁判所の アナベル・ベネット判事は13日、韓国サムスン電子の最新タブレッ ト型端末「ギャラクシー・タブ10.1」の販売の仮差し止め命令を求 めていた米アップルの請求を認めた。

サムスン電子はコンピューター業界で最も急速に伸びているタブ レット端末市場での販売拡大に取り組んでいるだけに、今回の判断は 痛手。スマートフォン(多機能携帯電話)とタブレット端末の2大メ ーカーである両社は4大陸で特許をめぐって争っており、サムスン電 子は今月、アップルの新製品「iPhone(アイフォーン)4S」 のフランスとイタリアでの販売禁止の仮処分を裁判所に請求すると発 表した。

大宇証券のソウル在勤アナリスト、ジェームズ・ソン氏は「サム スン電子にとって朗報ではない」と述べ、「サムスン電子は争点を修 正するといった法的対応策などを探す必要が出てくるだろう」と語っ た。

今回の判断を受けてサムスン電子の株価は一時、前日比1.9%安 の88万1000ウォンに下落した。ソウル時間午前10時42分(日本 時間同じ)時点では1%安。

サムスン電子は発表文で、裁判所の判断に「落胆した」との見解 を示した。アップルのソウル在勤広報担当者はノーコメントだと述べ た。