米ブルームバーグ消費者信頼感指数、過去最低付近での低迷続く

米国の先週の消費者信頼感指 数は、国民の景況感が一段と悪化したのを受けて、過去最低付近での 低迷が続いた。

13日発表された9日終了週のブルームバーグ消費者信頼感指数 はマイナス50.8と、前週のマイナス50.2から悪化した。マイナ ス50を下回ったのはこれで4週連続。1985年の統計開始以来、4 週連続のマイナス50割れはこれまで3回しかない。過去最低は 2008年11月のマイナス54。

賃金の伸びがインフレ率を下回り、景気回復が失業率低下をも たらすほどの雇用を生み出していない中で、消費見通しに陰りが出る 可能性がある。政治的無党派層や住宅所有者、フルタイム労働者、さ らには高額所得者の間でも信頼感が悪化している。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノ ミスト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は、「インフレ率は現在、比較的 抑制されているものの、物価調整後の所得の伸びは本格的な消費を支 えるには不十分だ」と指摘。「多数の消費者は生活水準の維持に努め ながら負債の削減を図っており、そのため全体的な信頼感が打撃を受 けている」と解説した。

消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数は、2指数が低 下。景況感の指数はマイナス87.1と、前週のマイナス84.3から 悪化。家計指数は前週のマイナス9.1からマイナス11.5に低下し た。一方、消費環境指数はマイナス53.7と、前週のマイナス57.3 から改善した。

持ち家層と無党派層の信頼感は、データのある1990年以来最 低となり、年収5万ドル(約385万円)超の世帯の信頼感は過去2 番目に低い水準となった。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為抽出した18歳以 上の消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き 取り調査を基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラス 100。誤差率はプラス・マイナス3ポイント。

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