米下院、韓国とコロンビア、パナマとのFTAの実施法案を可決

米下院は12日、約4年前に合意 が成立していた韓国とコロンビア、パナマとの自由貿易協定(FTA) の実施法案を相次いで可決した。

米下院歳入委員会のキャンプ委員長(共和、ミシガン州)は、 「米国には競争して勝ち抜いてもらいたい」とし、この日の行動は、 世界中の友好国と同盟国に対し、米国が貿易面で再び主導権を握りつ つあることを示すものだとの声明を発表した。

FTAはブッシュ前政権の下で合意し、オバマ政権が手直しした ものだが、外国との競争で職を失う労働者の支援をめぐり共和党と政 権側がこう着状態にあったため、実施が遅れていた。FTAと並行し て労働者支援の問題を検討するとジョン・ベイナー下院議長が表明し たことを踏まえ、オバマ大統領は3日に法案を提出。下院は労働者支 援関連法案を賛成307、反対122で可決した。

韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領がワシントンを訪問する 中で、上下両院でFTAの審議が行われた。

下院は対韓国のFTA実施法案について、賛成278、反対151で 可決。対パナマは賛成300、反対129、対コロンビアは賛成262、反対 167だった。

韓国とのFTAは、米国にとっては北米自由貿易協定(NAFT A)以来最大の通商協定となる。