バフェット氏、米共和党議員からの納税申告書交換の申し出を断る

米富裕層への増税を唱えている 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、同氏の主張に懐疑的な 米共和党下院議員からの互いの納税申告書を交換して公表するという 申し出を断り、他の富豪が申告書を公表するなら自分も従うとの立場 をあらためて表明した。

バフェット氏(81)は、申告書の交換を申し出たティム・ヒュー エルスカンプ下院議員(カンザス州)に宛てた11日の書簡で、「も しあなたが私を含め米国の全ての大資産家の納税申告書を公表させら れるのなら、増税論議と賢明な改革に極めて有益だろう」と述べ、 「こうした場合には私も加わる用意と意思があり、実際参加したいと 思う」と付け加えた。ブルームバーグは同書簡をバフェット氏のアシ スタントから12日に電子メール経由で入手した。

今年、オバマ米大統領と組んで増税論議を推し進めているバフェ ット氏は、共和党の批判の的となっている。バフェット氏は自分の税 率が同じオフィスで働く人たちの中で最も低いと述べていた。

バフェット氏は同書簡で、自分の納税申告書を公表したとしても 税制論議の前進につながらないだろうと指摘した。ヒューエルスカン プ議員は5日の書簡で、バフェット氏に申告書の交換を申し出た。

これらの書簡についてはCNNマネーが先に報じていた。