ダラス連銀総裁:FRBは雇用促進で「できるだけの行動取ってきた」

米ダラス連銀のフィシャー総裁は、 あまりにも多くの米国民が仕事を見つけられない状況が続いているも のの、中央銀行はインフレを加速させずに労働市場をてこ入れするた めできるだけの行動を取ってきたとの認識を示した。

フィッシャー総裁は12日にテキサス州アビリーンで講演し、 「中央銀行にできることには限界がある」と述べ、「当局は燃料を供 給できるが、雇用を創出する側の人々にアクセルペダルを踏む動機を 与えることはできない」と語った。

同総裁はさらに、FRBが米経済に過大な流動性を供給して「タ ンクをいっぱいにし過ぎた可能性がある」にもかかわらず、米国は根 強い失業問題に苦しんでいると指摘。「米経済が悩まされている問題 は失業だ。あまりにも多くの人々が失業状態にある」と述べた。

同総裁は講演後の質疑応答で9月20-21日の連邦公開市場委員 会(FOMC)で決まった「オペレーション・ツイスト(ツイストオ ペ)」について、現在の米経済に対処する「効果的な方法」ではない と述べ、FRBではなく財政当局が今の「問題だ」と発言。米財政問 題に対する議員らの態度は「恥ずかしい」ものだとし、追加金融緩和 策を実施すれば議会に行動を控えさせてしまうだけだろうと付け加え た。