NY原油(12日):6日ぶりに下落、IEAの需要見通し引き下げで

ニューヨーク原油先物相場は 反落。国際エネルギー機関(IEA)が2012年の世界の石油需要見 通しを下方修正したことを背景に、6営業日ぶりに下落した。ロンド ンの北海ブレントとの価格差は拡大した。

前日までの原油市場は今年最長の連続高を記録していた。IEA は同需要見通しを日量21万バレル引き下げたほか、リビアの生産が 年末までに日量60万バレルに回復するとの見方を示した。一方でロ ンドン市場の北海ブレント原油相場は上昇した。欧州の債務危機が解 決されるとの観測や、駐米サウジアラビア大使の殺害計画にイランが 関与していたと米国が指摘したことが手掛かりとなった。

サミット・エナジー・サービシズ(ケンタッキー州)の商品アナ リスト、マット・スミス氏は「IEAは需要見通しを引き下げ、リビ アの生産が予想よりも改善するとの見通しを示した」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 日比0.28%安の1バレル=85.57ドルで終了。4日以来の下落とな った。年初からは6.4%の値下がり。

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