ベルルスコーニ伊首相、13日に議会演説-信認投票も視野

イタリアのベルルスコーニ首 相は13日午前11時から議会で演説し、政権への支持を訴える。前 日に下院で行われた予算関連法案の採決で過半数を得られなかったこ とを受け、首相は信認投票の実施を検討する可能性もある。フィーニ 下院議長がローマで12日、明らかにした。

これに先立ちナポリターノ大統領は、ベルルスコーニ首相は政 権運営に十分な支持を引き続き得ていることを示さねばならないと の見解を示していた。フィーニ議長はナポリターノ大統領と12 日中に協議する予定だと述べた。

大統領は電子メールで配布した声明で「政権内の激しい緊張」 が「疑問と懸念」を引き起こしていると指摘。「予算に関する決定 など、本質的な政権業務の実行」に必要な支持を確保しているのか が問われているとの認識を示した。

イタリア議会では前日、予算に関する法案が可決されず、政権維 持が疑問視されている。ベルルスコーニ首相は投資家の不安払拭(ふ っしょく)に努めており、政権の安定を信任投票で証明しようとする 可能性が高い。欧州2位の債務規模の縮小や、急上昇している借り入 れコストの引き下げを同政権が達成できると説得する狙いがある。イ タリアの借り入れコスト上昇は、ユーロ圏の債務危機波及で同国が域 内最大の犠牲となる危険性を示している。

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