英雇用統計:6-8月失業率8.1%、15年ぶり高水準-ILO基準

英国の6-8月の失業率は15 年ぶり高水準に達した。リセッション(景気後退)回避に向け、政府 には財政引き締めの緩和を求める圧力が強まりそうだ。

英政府統計局(ONS)が12日発表した国際労働機関(ILO) 基準の6-8月の失業率は8.1%と、5-7月の7.9%から上昇し た。失業者数は257万人に増え、1994年以降の最多となった。

景気回復見通しは悪化しているものの、オズボーン財務相は戦後 最大の緊縮策を堅持すると表明。イングランド銀行(英中央銀行)は 先週、欧州の債務危機悪化と世界的な景気減速を背景に、資産買い取 りプログラムの再開を決定した。キング総裁は史上最悪の金融危機と なり得る状況への対応だと説明した。

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのジム・オニ ール会長はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、雇用統 計について「英国にとって悪材料なのは明らかだ」と述べ、「私が政 策担当者だった場合、若干困惑しているだろう」と語った。

同時に発表された失業保険申請ベースの9月の失業者数は前月比 1万7500人増と、7カ月連続で増加した。ブルームバーグ・ニュー スがエコノミスト23人を対象にまとめた調査の中央値では2万 4000人増が見込まれていた。失業率は5%と、8月の4.9%から上 昇し、2010年1月以来の高水準。

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