インド:8月鉱工業生産指数は前年比4.1%上昇-予想下回る伸び

インドの8月の鉱工業生産はエコ ノミスト予想を下回る伸びにとどまった。インド準備銀行(中央銀行) による記録的な利上げと、世界経済の回復鈍化が影響している。

インド中央統計機構が12日発表した8月の鉱工業生産指数は前年 同月比4.1%上昇。7月は3.8%上昇(改定値)だった。ブルームバー グ・ニュースが集計したエコノミスト20人の予想中央値では、4.7% 上昇が見込まれていた。

欧州債務危機と米景気回復のもたつきが世界経済に打撃を与える 中、ブラジルやインドネシアなどの新興市場は景気てこ入れのため利 下げに踏み切った。インドでは消費者需要は鈍化しているものの、約 1年ぶり高水準にあるインフレ率が引き続き金利上昇への圧力となっ ている。

フォーキャストのエコノミスト、ラディカ・ラオ氏(シンガポー ル在勤)は統計発表前、「インフレは依然としてかなりの高水準で高止 まりしており、インド中銀が引き締め路線から外れることはないだろ う」との見方を示した。同氏は、中銀が今月25日に開く次回政策決定 会合で、政策金利であるレポ金利を0.25ポイント引き上げ8.5%に設 定すると予想している。

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