日航社長:B787受け取り「遅くとも来年初め」-コスト1割減へ

経営再建を進める日本航空の大西賢 社長は12日、米ボーイング社製の次世代中型旅客機「ボーイング78 7」(ドリームライナー)1号機を年内に受け取る予定を示した上で 「多少の遅れは想定の範囲内で、遅くとも来年初めになるだろう」との 見通しを示した。B787導入の効果を含めてコスト削減を進める。

12日の都内での会見で大西社長は、クリスマスや年末年始の休暇で 影響はあるが大きな遅れはないとの認識を示した。今後の経営課題とし てコスト削減策に言及し「規模縮小によるコスト削減は、現時点では考 えておらず、ある程度の規模の拡張を図る上で、可能な限り経費削減を 実施することが重要だ」との考えを示した。

特に競争が激しいアジア地域では一段のコストの効率化を進める必 要があると指摘。具体的には、営業費用を座席キロ(1席を1キロメー トル運ぶ)で割った値であるユニットコストについて、現在の12円程 度を「さらに10%の削減を目指したい」と語った。

9月期業績は11月初旬には発表できるとの見通しを示した。7- 9月期は航空業界で最も利用客が多く利益を出しやすい時期だが「この 時期にそんなに利益は出ないが、利用客が減退する時期にそれなりの利 益が出る会社の形態としている」と経営改革の取り組みを説明した。

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