中国国債利回りが11カ月ぶり低水準、景気懸念で-クレジット市場

中国国債の利回りが11カ月ぶり の低水準となっている。欧州のソブリン債危機が悪化し、人民元上昇 が中国経済を一段と鈍化させるとの懸念が強まっていることを示唆し ている。

10年債利回りはここ1カ月で27ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)低下し、2010年11月以来の低水準を記録。米国とロシ ア、インドで同年限の国債利回りが上昇しているのとは対照的だ。中 国ではソブリン資産が社債より選好されており、社債の国債に対する 利回り上乗せ幅は過去最大の236bpに達した。

クレディ・アグリコルCIBの張淑嫻シニアストラテジスト(香 港在勤)は、「投資家はセーフへイブン(安全な避難先)を探してお り、全ての資金を債券市場に投じている。投資家は非常に弱気になっ ている。弱気過ぎるほどで、中国経済のハードランディングを織り込 んでいる」と述べた。

中国の人民元建て国債は11日、利回りが1bp低下し3.762%と なった。過去1カ月で米国債の利回りは25bp上昇、ロシア国債は83 bp上昇、インド国債は41bp上昇した。

--Nerys Avery. With assistance from Victoria Ruan in Beijing And Andrea Wong in Taipei. Editors: Paul Panckhurst, Emma O’Brien

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