米政府、サウジ大使暗殺計画を阻止-イラン政府が関与と主張

米司法省は11日、駐米サウジ アラビア大使暗殺計画を阻止したと発表した。イラン革命防衛隊の精 鋭部隊が関与するテロ犯罪だとして、男2人を起訴した。

同省によれば、男たちは今年、プラスチック爆弾でワシントン駐 在のサウジ大使を暗殺し、米国にあるサウジの施設を破壊する計画を 企てていた。

うち1人はイランと米国の二重国籍を持ち、もう1人はイランの 「コッズ部隊」の一員だという。イラン・テロ・データベースによる と、コッズ部隊は「イラン政府の数多くある軍事組織で最高機密」扱 いとなっており、米検察当局は「海外でのテロ活動を支援していると されるイラン革命防衛隊の特殊部隊」だと説明している。

米政府がニューヨーク市マンハッタンの連邦裁判所に提出した訴 状によれば、「サウジと別の1カ国に関連した外国政府の施設」がテ ロの標的に含まれていた。事情に詳しい連邦政府当局者は、ワシント ンにあるイスラエル大使館なども標的だったとしている。

ホルダー司法長官は、イラン政府がこの計画を支援したと言明。 この計画に関連するテロ活動はイランが責任を負うことになると主張 し、こうした企ては「重大な」国際法違反だと述べた。

イランの国連報道官に対しコメントを求める電話取材を試みたも のの、これまでのところ返答はない。ワシントンのサウジ大使館報道 担当者からのコメントも得られていない。