PIMCOグロース氏:住宅ローン証券保有比率上げ-1月来の高水準

債券ファンド最大手、米パシフィ ック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のビル・グロ ース氏は、自身が運用する旗艦ファンドの住宅ローン関連証券の保有 比率を1月以来の高水準に引き上げた。米連邦準備制度理事会(FR B)が保有する政府機関債と政府機関発行の住宅ローン担保証券(M BS)の償還元本を同MBSに再投資する方針を示したことに反応し た。

PIMCOのウェブサイトに掲載されたデータによると、グロー ス氏は「トータル・リターン・ファンド」(運用資産2420億ドル=約 18兆5600億円)の住宅ローン関連証券の組み入れ比率を9月に38% と、前月の32%から引き上げた。一方、現金同等物と短期金融市場証 券の比率はマイナス19%に引き下げた。8月はマイナス9%だった。

グロース氏は4日のブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーで、「政府機関の住宅ローン関連証券を選好している」と述べ、FR Bが購入することや米国債よりも有利な利回りを理由に挙げた。PI MCOは月間の資産構成比率の変更について直接のコメントはしてい ない。