NY原油時間外:下げ幅1ドル超-欧州債務危機対応の遅れなど懸念

ニューヨーク原油先物相場は12 日の時間外取引で、6営業日ぶりに下落。下げ幅は1ドルを超えた。 欧州で債務危機対応に遅れが出る可能性が強まったことや米国で雇用対 策の法案審議入りが阻止されたことを嫌気した。石油輸出国機構(OP EC)は原油需要見通しを引き下げた。

原油先物相場は一時、1.5%下落した。スロバキア議会は欧州金融 安定化基金の機能強化策を否決した。米国ではオバマ大統領が打ち出し た4470億ドル規模の雇用対策に反対する上院議員らが同院での法案審 議入りを阻止するのに必要な票を確保した。OPECは先進国の景気見 通しが弱いことから今年と来年の世界の原油需要見通しを引き下げた。 ブルームバーグの調査によると、米エネルギー省が13日に発表する先 週の原油在庫は増加が予想されている。

コモディティー・ブローキング・サービシズのマネジングディレク ー、ジョナサン・バラット氏(シドニー在勤)は「市場は欧州の問題の 根深さを認識し始めている。今後の原油需要についても疑問が投げ掛け られている」と述べた。

原油先物11月限は一時、1.29ドル安の1バレル当たり84.52ド ルを付けた。シドニー時間午後1時35分(日本時間午前11時35分) 現在、85.06ドルで推移している。前日の通常取引は0.5%高の

85.81ドルで引けた。終値としては9月21日以来の高値。年初来では

7.2%の下落。

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