ユーロは年末1.20ドル、その後等価へ-FXコンセプツのテーラー氏

世界最大の通貨ヘッジファンド、 FXコンセプツ(ニューヨーク)の創業者で最高経営責任者(CEO) のジョン・テーラー氏はユーロの対ドル相場について、年末時点で

1.20ドル、その後パリティー(等価)に下落するとの予想を示した。 ユーロ圏がソブリン債危機に直面していることが理由。

テーラー氏は、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 欧州首脳らが域内銀行の支援計画策定を表明する中で、ユーロはここ 1週間の間、下支えされ続けてきたと説明。その上で、「この危機を 通じてユーロが1ユーロ=1ドルを上回る水準を維持するとすれば驚 きだ」と指摘した。

また、米国と欧州が再びリセッション(景気後退)に陥るとの見 方をあらためて示し、「問題は終わっていない。欧州が来年リセッシ ョン入りした際に、銀行は難局に見舞われる」と述べた。

ユーロは8月末以降、対ドルで4.9%下落している。