スロバキアの与野党、EFSF機能拡充案の承認へ道筋探る

スロバキアの最大野党の党首 は、11日に同国議会で否決された欧州金融安定ファシリティー(E FSF)の機能拡充案について、議員らは承認する道筋を見いださ なければならないとの見解を示した。

11日の採決で賛成に回らなかった最大野党「スメル(道標)」 のフィツォ党首(前首相)は11日遅く、スロバキアは「EFSFを 承認しなければならない」と発言。同党は連立与党からの提案を待 っていると付け加えた。一方、ラディツォバー首相は、EFSFを 承認するための解決策を「可能な限り早く」見つける必要があると 述べた。再採決の日程は決まっていない。ユーロ圏17カ国中、EF SFの拡充案が未承認なのはスロバキアだけとなっている。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) の新興市場調査責任者、ティム・アッシュ氏(ロンドン在勤)は11 日、電話インタビューに応じ、「最終的には可決を確保できるだろ う」と述べ、「欧州の将来がかかっている時に、スロバキアはこの 問題で本当にユーロ圏で孤立したいわけではないだろう」と説明し た。

ラディツォバー首相がEFSF機能拡充案の採決と内閣信任案 を結び付けたため、否決により同内閣の不信任が成立。今後、多数 派の支持を再び取り付ける必要があり、それができなかった場合は 早期の選挙に直面することになる。ミクロシュ財務相は11日、EF SFの機能拡充案が週内には可決される見込みだと述べた。

プラハのメトロポリタン大学のペトル・ジャスト氏(政治学) は11日の採決前に、「スロバキアに救済基金を承認しようとする意 思があることは明らかだが、連立政権が危機を迎える中でこの問題 は権力の手段として利用され、欧州全体が人質となった」と説明し た。

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