G20の店頭デリバティブ規制、12年末の期限達成できない恐れ-FSB

【記者:Jim Brunsden】

10月12日(ブルームバーグ):20カ国・地域(G20)の中央銀 行や監督当局で構成する金融安定化理事会(FSB)は、店頭デリバ ティブ(金融派生商品)取引を規制する国際ルールの実施が予定より も遅れる可能性があり、各国が調和を欠くやり方で実行に移すことに よって効果が弱まる危険があると警告した。

FSBは11日にウェブサイトで公表した中間報告で、G20の一 部の国が2012年末の実施期限に間に合わず、デフォルト(債務不履 行)の危険に対する世界経済の抵抗力がリスクにさらされる恐れがあ ると指摘した。クリアリングハウス(決済機関)による取引清算や取 引システムの透明性向上を義務付ける規制の導入に空白が生じる可能 性がある。

FSBは、この種の取引が新たな金融危機を引き起こすリスクを 減らすには「各管轄区域が一致して規制を実施することが極めて重要 だ」と訴えた。

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