NY銅:過去7営業日で最大の下げ-債務危機などの需要への影響懸念

11日のニューヨーク銅先物相場は 過去7営業日で最大の下げ。世界経済の減速や中国の輸出鈍化、欧州 の債務危機の深刻化に伴い、金属需要が減少するとの懸念が広がった。

ブルームバーグのエコノミスト調査によれば、9月の中国輸出は 前年同月比20.5%増と、前月の24.5%増から伸びの鈍化が予想されて いる。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、欧州債務危機が金 融システムを脅かすとの認識を示した。

フューチャーパス・トレーディングのトレーダー、フランク・レ シュ氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、「中国経済は減速しつつ あり、同国で需要の伸びは見込めない」と指摘。「欧州は世界経済の妨 げとなる深刻な問題を抱えている。少なくとも向こう1年間は不安が 解消されることはないだろう」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物12月限終値は前日比2.3%安の1ポンド=3.2905ドルと、中心限月 としては先月30日以来の大幅な下げとなった。