米格安店チェーンの99センツ、16億ドルでアレスと加年金に身売り

米国で99セント均一ディスカ ウント店チェーンを展開する99センツ・オンリー・ストアは、米ア レス・マネジメントとカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)によ る現金約16億ドル(約1228億円)での買収に合意した。

11日の発表によると、同社の創業家は1株当たり22ドルでの 売却を支持するとともに、今後も少数株を保持するという。

99センツ・オンリーは今年4月以来、買収等の選択を検討して きた。3月には創業家と米プライベートエクイティ(PE、未公開株) 投資会社のレオナルド・グリーン・アンド・パートナーズが約13億 4000万ドルで株式の非公開化を提案していた。99センツのような 格安1ドルショップが企業買収の対象として注目されるようになった 背景には、日用品や加工食品を購入するためにウォルマート・ストア ーズに出向くより、規模が小さくても近所のディスカウント店で買い 物を済ませる消費傾向がある。

エリック・シファー最高経営責任者(CEO)率いる99セン ツ・オンリーは、第1四半期末の時点で2億2180万ドル相当の現金 と有価証券を保有し、負債はゼロだった。同四半期の売り上げは前年 同期比6.3%増の3億6830万ドル。

ニューヨーク時間午前9時51分現在、同社の株価は前日比

4.3%高の21.36ドルとなっている。レオナルド・グリーンからの 提案が公表される前日の3月10日から今月10日までに同社株は 23%上昇した。