エジプト副首相が辞任、軍最高評議会は内閣の進退を決定へ

エジプトではベブラウィ副首 相兼財務相が辞任。内閣は総辞職の是非を軍最高評議会の決定に委ね た。首都カイロでは9日にコプト教徒(キリスト教の一派)と軍の衝 突で死者が出る事件が起きていた。

エジプトのシャラフ首相は、内閣の行動は「慣例に基づく手続き」 であり、政府退陣を意味するのではないと語った。国営中東通信(M ENA)が同首相を引用して報じた。ベブラウィ氏は副首相兼財務相 に就任して3カ月だった。MENAによれば、シャラフ首相は同氏の 辞任については「検討中」だと述べた。

9日に起きたコプト教徒と治安部隊の衝突では少なくとも25人 が死亡。この事件をきっかけに、ムバラク前大統領の退陣以降、同国 を暫定統治してきた軍最高評議会への反発が強まっていた。