中国株(終了):上海総合指数、5営業日ぶり反発-4大銀株の購入で

中国株式相場は、上海総合指数が 5営業日ぶりに反発。国有投資会社が国内4大銀行の株式買い増しを 始めたと発表したことが好感された。

中国工商銀行(601398 CH)は1.5%高と約6週間ぶりの大幅な上 昇率。中国建設銀行(601939 CH)は2.5%高。中国農業銀行(601288 CH)は2%高。中国銀行(601988 CH)は2.1%上昇した。中国の政府 系ファンド、中国投資(CIC)傘下の中央匯金投資がこれら4大銀 行の株式を購入した。

一方、コークス用炭の税率引き上げを政府が発表したことから、 石炭銘柄は売られた。中国神華能源(601088 CH)は4.2%安。エン州 煤業(600188 CH)は4.9%安。

中国南方基金管理の楊徳竜ファンドマネジャーは「中央匯金投資 の動きは、底値に近づいた相場を守ろうという政府の意向を示してい る。これが銀行株や自動車株などバリュエーション(株価評価)が過 去最低水準にある銘柄の値上がりに短期的に寄与するだろう」と述べ た。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比3.73ポイント(0.2%)高の2348.52。前日 は2009年3月25日以来の安値だった。上海、深圳両証取のA株に連 動するCSI300指数は同0.2%安の2551.99で終えた。