豪ANZ銀:幹部900人の昇給率を1%に抑制へ-資金需要の後退で

豪オーストラリア・ニュージーラ ンド銀行(ANZ)は、約900人の幹部の昇給率を1%に抑制する。 融資需要が冷え込んでいることが背景にある。ANZ株の年初来騰落 率は同国4大銀行の中でも最も悪い。

マイケル・スミス最高経営責任者(CEO)は11日に公表された 9月19日付の社員向け書簡で、昇給率の上限設定は、多くの幹部の向 こう1年間の給与が横ばいにとどまることを意味すると説明。「これは 一部の人にとって厳しいメッセージだと認識しているが、現在の環境 を考えると正しい行動だ」と言明した。

先進国中で最高水準の政策金利と不動産価格の下落で住宅ローン 需要が約30年ぶりの低水準に落ち込む中、ANZなど豪銀は利益の伸 び鈍化に見舞われている。